兵庫県立星陵高校ラグビー部公式ＨＰ　

28回生(昭和51年卒)　秋田　菊二

　我々28回生を一言でいえば、「少しいい加減なラグビー仲間」という気がしています。1年先輩の27回生は、比較的まじめで文武に長けた人達でしたが、5名と人数が少なく、1年の秋の市内リーグからは、先輩のリーダーシップの下、我々がチームの主要メンバーとなり、順調にクラブ活動に励んでおりました。

　しかし、翌年の先輩の引退後からが問題でした。秋の星陵祭の夜、部室に入り込み、飲めや歌えの大騒ぎ。それが2晩にわたり繰り広げられました。要領の良い私は、初日には参加しておりましたが、この2日目が発覚。要領の悪い連中は停学のかわりに西村先生の鉄拳を喰らった様です。

　また、それと同時にラグビー部を一時的に解散とした上で、本当にやる気のある連中で再結成するという事になりました。しかし集まったのは手伝いから参加していた村上君1人で、その後は1年後輩の人達がラグビー部を盛り上げていた様に思います。我々は試合のある1～2週間前に練習に参加し、試合には出る様になっていましたが、メンバーは厳しい合宿で死ぬ思いをした仲間ではなく、テニス部、柔道部から応援に来てもらっていた清瀬君、重江君あたりが熱心に参加していた様に思います。最後まで参加せず、ちょくちょく見学に訪れていた田中君、山田君は、本当はラグビーを続けたかったのではないかと思います。

　我々28回生は1年の秋からチームの主要メンバーとなり、国体予選では準決勝(確か？)で神戸高校に接戦の末敗れはしましたが、有望な学年であったと思います。しかし、精神的に柔軟な我々は、本当に頑張るべき学年になり、後輩に日常のラグビーを任せ、おおらかに高校生活をエンジョイすることになってしまいました。遠い昔の話しですが、少し責任を感じております。

　最後に、この度ご勇退される西村先生、武川先生には、大変お世話になり有り難うございました。また長い間、ご苦労様でした。いつまでもお元気でお過ごし下さい。

　秋　田　　菊　二

　清　瀬　　　昭

　重　江　　篤　彦

　中　谷　　隆　行

　村　上　　武　志

　田　中　　　透