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ラグビー部の思い出

22回生(昭和45年卒) 井上 修

 

 高校1年のときは、練習がきつく、遅くまでボール磨きをしていたいので、朝一時間目の欠席が一学期42回と多かった。西村先生の出てこない練習は楽であったこともあり、その日はよく黒江たちとバンザイをした記憶がある。

 高校時代一番の思い出は、2年の時、市内大会で優勝したことだ。準決勝で村野工と対戦し、エースの大島をタックル一発で倒したことと、決勝戦では公式戦初トライしたことは今も鮮明な記憶となっている。決勝戦では、中谷氏、北島氏のトライもあり、16対10で勝った。よく優勝できたなと感心した。

 いいフォワードがいた。新福、西村、坂口、永藤、小島キャップテンの諸先輩、黒江、浜松、安田の入ったセットスクラム、ラックは強かった。塩崎、中谷両氏のハーフ団は息が合って、テンポも良かった。北島氏のカットインはスピードの変化が独特で誰もマネできなかった。岡田のスピード、友田のゴロパント、全てが我らに味方したのだと思った。

 我々同級生の思い出として、黒江はキャプテンとしてリーダーシップがあり、ロックであったが、よくバックスに加わり独走もした。その頃の体重は75kgしかなかった。岡田はスピードのある細かいステップが良かったし、前へ出る突進力があった。気は短かった。友田はディフェンスが良く、独特のカンがあった。高校3年の市内大会での黒江とのクィックラインアウトによる独走トライは忘れられない。小泉は11秒3の俊足を生かし、ぶっちぎりの独走トライは印象的だった。スピードに乗るとタックルにいくのが恐かった。

 最後に河野さんたちと星陵クラブをつくり、昭和50年よりクラブリーグを戦ったOB諸氏とは本当に楽しい思い出を作ったと思う。よく飲み、よ遊び、よく練習した。六甲山の合宿、車のヘッドライトでの夜間練習、思い出はつきない。これからもOB同士のつながりを大事にし、人生を楽しみたい。

コメント


夏樹の弟君、よく覚えています。あなたは記憶ないかも。私が卒業した後、星陵高校のラグビー部の様子は、全く知りませんでしたが、修さんの文章でとても懐かしく感じました。なかなか
神戸には、行けませんが、之からも星陵ラグビーを楽しんで下さい。

Posted by yoshitome at 2016/03/24 19:16:00.449694+09 PASS:
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22回生 (S.45卒) 部員

 

 井 上   修

 友 田  淳 一

 黒 江  正 光

 小 泉  栄 年

 岡 田  康 弘